ローマに到着して1時間で…、
スリに遭遇した!!!
旅してれば犯罪に遭うことも覚悟してきたが、ついにこの時が。
とりあえず、朝からの流れ。
道端で買ってきたようなピザでもすごくおいしい。
1人20ユーロ。ネットで購入すると18ユーロで済んだはず。
ちょっと不安もあったので、ナポリに到着した日にチケットオフィスで購入しておいた。
11:00発、13:30着予定だ。
バスに乗り込み、外を見ていると、スタッフらしき人達がキックボードを囲み何か悩んでそう。
キックボードで何を悩んでるのかなーと思って見ていると、おっさんがバスの周りをキックボードで走り始めた。
何だったんだ?
ここまで、こういうテーブルなかったな。
13:30、予定通り、ローマのティブルティーナ・バスターミナルに到着。
メトロはすごい混んでいた。
スリが怖いから乗りたくないなーと思ったが、次のも混んでるかもしれないしと思い乗ることに。
乗り込む前にズボンのポケットのボタンを確認。ちゃんと閉じている。
乗り込む時、高校生ぐらいの年齢だろうか?若い男の子と目が合った。
彼は私の後ろに乗ってきたようだ。
嫌な予感がして振り向くと、一目散に電車を降りて逃げて行った。
「・・・!!」
そして電車のドアは閉まった。
まさか、もう仕事終わったのか!!??
かすみに「スラれたかも!」と伝える。
バックパックは鍵がかかっているのでやられるとすれば、ズボンのポケットだろうか。
見てみると、先ほど閉まっているのを確認したボタンが開いていた。
「!!」
そこ、大事なものが…、
何も入ってないとこや!!
イヤホンとLEDライトが入ってるだけ。
しかも、どちらも盗まれてない。
振り向いたから逃げたのか、何も盗るものがなかったから諦めたのか、どっちか分からないがとりあえず何も被害がなくよかった。
たぶん電車に乗り込む前にボタンが閉まってるのを手で確認してるの見られてたんだろうな。
それでターゲットにされたんだろう。
たぶん彼らは、電車には最後に乗り込み、ドアが閉まる前に仕事を終え電車を降りるんだろう。
ドアが閉まれば、スリに気付いても追いかけられないし。
しかし、ボタンなんて一瞬で開けてしまうのか。
被害なしで気を引き締めることができたので運がよかった。
チネチッタ駅に到着。
ローマの宿はAirbnbを利用する。
清潔だし、キッチンも使えるし、オーナーさんもとてもいい人だ。
労働組合の集会らしい。
イタリアはワインもチーズも安くて最高だ。
最も好きなワインのひとつ、フラスカーティ。ローマのワインだ。
いっぱい売ってる。
キッチンが使えるので米を炊くことにした。
「リゾットいいねー」と思って、この中から選んだんだけど…、
ただの米よ。
具材とかも入ってて、箱にある写真のようなリゾットが作れるのかと思うじゃん。
米だけだもんね。
仕方ないから白飯で我慢。
それでも、肉焼いて、サラダと共に食べれば満足だ。
夜はワインとチーズ。
贅沢な夜だな。