カッパドキアからイスタンブールへ

投稿日:

トルコ



今日はカッパドキアからイスタンブールへ戻る。

 

朝、気球を見に行くが飛んでいない。
風が強いためだろうか。昨日も飛んでいなかった。
散歩をしてきただけになってしまった。

 

 

宿をチェックアウトし、カイセリ空港へ向かうシャトルバスに乗るためオトガルへ。
曇り空で、薄暗い。
トレッキングの日は快晴でよかった。

 

我々はオトガルまで行きシャトルバスに乗ったが、他の客は一件一件ホテルの前まで迎えに行く。
この差って何だったんだ?

 

Ürgüpを経由し空港へ向かう。

 

外は雨が降りはじめている。

 

空港に到着。
すでにフライト時刻まで1時間を切っているが、国内線ってそんなもんだったか?
バス会社のスタッフは我々と同じ便に乗る人はこのシャトルバスで向かうと言っていたが不安だ。

 

 

ここもセキュリティチェックは厳しい。
ターミナルに入るためにチェックを通過する。

 

「Brother!」って呼び止められた。
X-ray machineのモニターを見せられ、「これを見せろ」と言ってきた。
クッカーを指差している。
クッカーを出せと言われたのは初めてだ。

 

 

今、ちょっと焦ってるんですがね…
チェックイン間に合うかな。

 

仕方ないのでスーツケースを開けクッカーを出す。

 

「これ何だ?」

 

クッカーとか料理するものとか言っても通じていない。
信じていないのか?

 

全部出して、まじまじと見ている。
焦ってるのでイライラしてきた。

 

「Made in Japan!」と叫んだ。

 

感心するように見ている。珍しいんだろうか。
時間があれば実演してあげたいところなんだけどね、チェックインしてない我々はそんな余裕ないの。

 

カウンターに急ぐ。
大丈夫だった。

 

国際線ばかり乗っていたので勘違いしていたが、国内線のチェックインは普通は20分前まで大丈夫なのか。
焦って損をした気分だ。

 

ボーディングパスでゲートを確認する。
空欄だ。
ゲートが分からないな…
ゲートの方を見ると、ゲートは一つだけだった。『Gate』とだけある。

 

一つしかないゲートに並ぶ人たち。

 

ゲートを通過する時にも当然セキュリティチェックがある。
毎回ベルト外して、時計外して、靴脱いで、タブレット出してって言う作業が面倒だ。
Metal Detectorsを通過すると音が鳴った。
職員が何か言ってくる。
英語で言ってと伝えても、それも伝わっていないようだ。

 

ひたすらトルコ語で何か言ってくる。
とりあえず、もう一回通ればいいかと思い、戻って通る。

 

戻ってピー、通過してピー、戻ってピー、通過してピーを繰り返す。

 

あきれた顔をしながら、ようやく手振りで伝えてきた。
パーカー脱げって。

 

最初からそうやってほしかったね。

 

かすみもつかまっているようだ。
ボディチェックをした女性職員がかすみに何か言っている。
身につけたままだったお守りだ。

 

これは何だ?と言っているようだ。
かすみが一生懸命、「日本の神社で買うことができるお守り」と説明をする。
通じてないっぽい。
トルコ語で何か言われている。
お守りを開けようとまでする。

 

「ダメだって、お守りは開けちゃ!」

 

うーん、怪しまれてる…。

 

英語が通じない人でも分かりそうな単語…

 

God!

 

そうだ!Godだ!

 

二人で「God!」「God!」「Japanese God!」

 

おかしなことになってきた。
Godも通じてないのか、信じてないのか、変な顔で見てくる。

 

お守りの中は見せられない、英語は通じない。絶望。
とりあえず絶望した顔をしてみる。

 

「仕方ない、OK」って雰囲気で通された。
表情での会話が一番有効なのか?
お守りの開封は避けられた。

 

靴を履いて、ベルト通して、時計つけて、パーカー着て、タブレットをバックパックに入れようとすると、「タブレットの検査は終わっていない!」と言った雰囲気で怒鳴られる。

 

何なん?X-ray machine通過後、めっちゃ時間あったのに何もしてなかったやん。
タブレット見せろって感じだったので見せる。
何もなく「OK」って。

 

あのタイミングは本当に何だったんだ。

 

カイセリって田舎かも知れないが、空港なら英語ぐらい使える人を配置してほしいもんだ。
カッパドキアはすごいよかったのに、最後空港で気分悪くなってしまった。

 

乗り込む時も歩いて向かう。前後にタラップがついている。

 

カイセリを出発し、イスタンブールが見えてきた。

 

帰ってきた。
ここからは前回と同じようにHAVABUS、FUNIKULER、トラムを使って旧市街を目指す。


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