デリーからアーグラへ

投稿日:

インド



6:00の電車でアーグラへ向かう為、5時過ぎにはホテルをチェックアウト。
常にカオス状態のメインバザールも、さすがに人はおらず少し不気味な雰囲気だ。

 

ニューデリー駅に入るとやはり腕を掴んで引っ張っていこうとする輩。
振り払うのも慣れてきた。

 

乗車予定の電車を確認する。
Train Noは12002。
遅れもないようだ。プラットフォームは1。
入ってすぐの場所のようだ。
20170305_1

 

ニューデリー駅は寝ている人が多い。
電車待ちの人に見える人もいるが、ただ寝ているだけに見える人の方が多い。
20170305_2

 

5:20、出発までかなり時間があるが電車がやってきた。
20170305_3

 

車両番号を確認して乗り込む。
電車はすごく長いのでたどり着くのにも時間がかかった。
20170305_4

 

1Lの水が配られる。
20170305_5

 

1Lペットボトルがちょうど入るホルダーがついている。
20170305_6

 

電車が動き始めた。
時計を確認すると6時ちょうど。
インドなのに、時間ちょうどに電車が動くことがあるのか。
さすがに始発は遅れないだけなのだろうか。

 

出発して20分経った頃、紅茶とクッキーが配られた。
ティータイムだ。
20170305_7

 

20170305_8

 

20170305_9

 

7:20、朝食。
20170305_10

 

パン2枚とコロッケのような揚げ物。
特においしいものではない。
朝食が終わると、謎の集金があった。
トレーに何やら砂糖なのか塩なのか分からないものとハーブのようなものを混ぜた何かを勧めてくる。
カレーのお店に置いてある口直しのようなものだろうか。
何だか分からないし衛生面も気になるので、”No,Thank you.”と言うと首を横に振り、すでにトレーに乗っているお金を指さしている。
どうやらお金を要求しているようだ。
これはチップを要求しているのか?
すでに乗っているお金が100ルピー札だったので置いてみた。
OKだったようだ。

 

しかし、ここで100ルピー取られたのは誤算だ。
我々が持っているお金は2000ルピー札だけになってしまった。
これでは駅からリクシャーに乗れないと思う。
まず両替してもらえる場所を探さなければ…。

 

まわりに座っている人達が降りる準備を始めるのを見て、我々も降りる準備を始める。
バックパックを背負い、窓の外を見ていると線路沿いはすごい量のゴミが延々と続いていた。
そして、そのゴミの中で、

 

お尻丸出しで排泄をする人々。(大)

 

知っていたことだが、実際に見るときつい。

 

電車の方にお尻を向けている人、電車の方を向いている人、二人向かい合わせでしゃがんでいる人たち。
運が良ければ(悪ければ?)遭遇する程度のことかと思っていたが、まさかこんなにもたくさんの人が電車が通る側で排泄をしているとは…。
正直気持ち悪くなる。

 

8:00、時間通りAGRA CANTTに到着。
インドなのに、これは奇跡なのか?
20170305_11

 

まず両替。
窓口に行って聞いてみる。
「NO」って。
でも、予約窓口ならできるよって教えてくれた。

 

駅を出て右に歩いていくと、少し離れたところに窓口があった。
窓口は全て埋まっていたので後ろに並ぶ。

 

しかし次に来る人は俺たちの後ろに並ばず、窓口の横あたりで順番待ちしているようだ。
次に来る人もやはりそうだ。
手続き中の人の両サイドで待っている。
うーん、このままだと永久に順番回ってこなさそう。

 

“Please, get in line.”って言ってみる。

 

分かってもらえた。後ろに並んでくれた。
他の窓口は横に広がるように待っているのに、我々の窓口は縦に人が並んでいる。
言っても無視されるんだろうなーって思っていたので驚いた。
インドなのに、これは奇跡なのか?

 

駅員さんはとても感じのいい人で、両替は簡単にできた。

 

駅の外に出るとリクシャーの勧誘。
ニューデリーはまだいい方だった。
ここは、とにかくしつこい。
延々追いかけ回してくる。
基本的には話したくない人は見えていないかの如く相手にしないのだが、おかまいなし。
ずっとついてくる。
ただ駅の構内に戻るとついてこれないようだ。
構内までついてくる輩は警察に追い出されていた。
本当はリクシャーになど乗りたくないのだが、ここは他の手段がないようなので何かには乗る必要がある。
俺一人だったら歩くという選択をしているかもしれないが。

 

構内から外をうかがい、しつこくなさそうな人を選んだ。
さっきまで付き纏ってきたドライバーはすごい怒っている。
我々が頼んだドライバーに怒鳴っているようだ。
「俺の獲物を横取りしやがって!」って言ってるのだろうか。
でも、しつこい人は嫌いなんで。
あと俺のことを”my friend”って呼んでくるが、俺インド人の友達いないです。

 

宿へ向けて出発。
20170305_13

 

一応Google Mapで目的地に向かっていることを確認する。
あまりしつこくないドライバーだったが、やはり明日以降のツアーのお誘いはあった。
断っておく。

 

宿周辺も本当に汚い。ゴミがすごい。
とてもタージ・マハールがある街とは思えないレベルで汚い。
宿の部屋はかなりきれいだったのが救いだ。

 

あと今日しておくことは、ATMへ行くこと。
インドに着いた時、持っていたタイバーツを両替したが、足りなくなりそうだったので。
Google MapでATMを探す。
行ってみても我々のカードが使えないところもある。
ATMを探していると、サイクルリクシャーが声をかけてくる。
断っても断ってもずっとついてくる。
ATMの外でずっと待ち伏せしている。
ストーカーと言えるレベルだ。

 

やっと使えるATMがあった。毎回ではあるが、カードの挿入口にスキミングの機械が付いていないか確認してカードを入れる。
問題なく操作していく。
が、最後にエラーとなった。
レシートに関するエラーのようだ。
再度やってみても同じエラーとなる。
どうやら引き出すことはできなさそうだ。

 

嫌な予感がしてスマホから自分の口座を確認してみる。

 
 

引き出したことになっとる…。

 

これが、お金が出てこないってやつですか…?

 

日曜だから連絡するなら明日か。
インドの銀行にどうやって連絡すればいいのやら。
とりあえずATM番号ってのがあったので写真だけ撮っておいた。

 

しばらく歩くと別のATMがあったのでやってみる。
問題なく引き出すことができた。

 

昼はドミノピザ。
20170305_14

 

20170305_15

食べながらお金が出てこなかった時の対策を調べる。
インドの銀行に連絡しなくても、使ったカードの銀行に連絡すればよさそうだ。
とりあえず明日、日本の銀行に連絡してみることにした。

 

ちょっと衛生面で不安になる街なので、夜はSUBWAY。
ファーストフードばかり食べている。
これでいいのだろうか。


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

インド二日目

アーグラ行きのチケットを買いにニューデリー駅へ行く。   構内に入ると、やはり騙そうとするやつが腕を掴んでくる。 払いのける。ほんと腕を掴むのはやめてほしい。   2階に上がるとす …

インド六日目

かすみの体調は回復しない。 昨夜、何とかニューデリーまで戻ってきたが、相当辛かったはずだ。 明日にはインドを出発する。 何とか回復を願っているが、果たして簡単に回復するものか。   結局、今 …

タージ・マハールへ

今夜、ニューデリーへ戻る予定だ。 体調はかなり回復した。 しかしかすみが全く回復していない。 チェックアウト時間を過ぎても動くことができない状態。 ホテルのスタッフに言われ、チェックアウトをする。 & …

インド到着

SriLankan Airlinesが提供してくれたホテルで、朝3時起床。 朝というか、まだ夜だ。   モーニングコールもあったが、その前に起きていた。   4時、チェックアウト。 …

インドからエジプトへ

結局、かすみの体調は回復しなかった。 航空券のキャンセルも考えたが、かすみは早くインドを出国しカイロへ向かいたいようだ。   メトロで空港へ向かう。   空港で薬を購入。 今更だが …