昨日の夕方から砂漠ツアーに行ってきた。
昼過ぎからサハラ砂漠へ行くための準備をする。
荷物は宿で預かってもらうので、必要なものだけを持っていく。
もっとも重要なのが、カメラ対策。
砂漠では砂が細かく、カメラが壊れるらしい。
ビニール袋とマスキングテープを使い、防塵。
操作はしにくくなった。普段からAutoを使うこともなく、設定は自分でいじくりまわして使っているので操作しにくいのは辛い。
水は1人1.5L持っていけば十分だろう。
もしかして、砂漠では糞は土に還らないのか?
砂漠って、微生物がいないのか??
電気があって驚いた。
ソーラーパネルで電気が使えるみたいだ。
広大な砂漠に来て、なぜかどっちがきれいな足跡を付けられるかを競い合う私たち。
自分がこんな場所にいるなんて不思議な感覚だ。
夜は食事をいただき、民族音楽を楽しむ。
ここのモロッコ人は日本のことをすごい勉強している。
日本の歌を歌ってくれたが、全然分からない。
「アルコー♪アルコー♪ワタシハーゲンキー♪」
あ、音階がめちゃくちゃだけど、トトロの歌詞だ。
あと、『ザワワー、ザワワー』が好きらしい。
いや、その曲は我々の方がよく知りません!
何か日本語教えてって言ってきたので、トルコでよく耳にした日本語を教えてきた。
お別れの挨拶は、『さらばじゃ!』だよって。
もしモロッコで『さらばじゃ!』って言われたら我々のせいかもしれない。
北海道でも、支笏湖では肉眼で天の川を見ることができるので見慣れていると言えば見慣れているが、やはり感動する。
朝は5時起きだ。砂漠の日の出を見るために5時に起こしてくれる。
日の出を見ると、メルズーガに向けて出発だ。
キャンプ地に残るスタッフが笑顔で「サラバジャ!」と見送ってくれた。
我々も笑顔で「さらばじゃ!」と返す。
砂漠の旅はあっという間に終わってしまった。
少し街をぶらついてみたが、何もない街だ。砂漠ツアー以外、何もすることがない。
話は少し変わるが…、
かすみと出会ってから、度々される質問がある。
「これがゴキブリ?」
そして、毎回、「それはゴキブリじゃない。」と回答する。
北海道にはそうそうゴキブリはいないんだよ・・・。
今日もまた同じ質問をされた。
どれどれとトイレに見に行くと…、
「そうだよ!これがゴキブリだよ!」
これが内地の女性がキャーキャー黄色い声をあげるゴキブリだよ!!
クロゴキブリではなくチャバネゴキブリと思われるが、やっと正解したな!って感じ。
かすみが「これがゴキブリか~」って見ている間に殺虫剤(おすだけベープ)を取りに行って、ゴキブリ目がけて噴射。
コロッと逝きますわな。
ひっくり返ってもがいていたので、トイレットペーパーを垂らして、足に引っかけて持ち上げ、トイレに流した。
しばらくすると、もう1匹出てきた。
また同じようにトイレに流す。
殺虫剤が届いたのか、大量に出てきた。
5匹も・・・。
とりあえず殺虫剤。
でも、もうトイレに流すのも面倒だ。
幸いにもかすみはキャーキャー騒がないので放置することにした。