今日はブラン城へ行く。
映画ドラキュラのモデルになったというお城だ。
まずはブラショフのバスターミナルへ。
Autogara2というバスターミナルだ。宿からは少し距離がある。
路線図を見ると12番と22番のバスで行けるみたいだ。
宿の近くのTeatrul Dramaticというバス停からは12番のバスに乗れそうだ。
寒い中、バス停で待つ。
しかし12番のバスは来ない。他のバスはどんどん来るのに。
20分程待ったが来ないので諦めてバスターミナルまで歩くことにした。
雪がちらつき冷たい風が吹く中歩く。
後で調べて分かったんだが、12番のバスは走っていないようだ。
Google Mapでバス停をタッチすると詳細を確認することができた。
我々が乗ろうとしていたバス停に12番は表示されていない。
廃止になったのか、時期的な理由なのかは分からないが。
これ、次にバスが来る時間も調べられて便利。
ブラン城までのバスを確認。
Transbus Codreanuというバス会社で、2番乗り場からの出発だ。
30分~1時間に1本出ているらしい。この時刻表、見づらいな。
乗車時にバスの運転手からチケットを購入。1人7lei。190円程度。
雪が本格的に降ってきている中をバスが走る。
45分かけてブラン城近くのバス停に到着。
バスを降りた向かい側にあるpepsiの看板が出ている建物が帰りのバス乗り場のようだ。
とりあえず帰りのバスの時刻表を確認しておくことにした。
左側のLuni-Vineriが月曜~金曜、右側のSambata-Duminicaが土曜~日曜ということになる。
『16-40』という表記が、『16:40』ということだろう。
右下の赤文字は、「5月1日から10月31日は土日ダイヤで運行する」という注意書きだろうか?
夏は運行本数を減らすのか?
とりあえず今は4月なので関係なさそうだ。
ここには売店があり、サンドイッチやホットコーヒーを買うことができるようだ。
狭いし、座る椅子もないので立って食べるが暖房の効いた店内で安心。
少し雪も落ち着いてきたところで、やっとブラン城に向かう。
ちなみに私たちが履いている靴は変わらずKEEN Newport H2である。
サンダルで雪の中を歩いていく。
城の下まで来た。雪が降っていることもあり、なかなかの雰囲気に。
城の横にはトイレもあった。
そして、ようやく中に入る。
お城の中はドラキュラがいるような怖い雰囲気は特にない。
機械式時計は動いていない。ぜんまいを巻く人はもういないのかな。
このブラン城の主と考えられていたヴラド3世は、こういったものを使ったり人々を串刺しにする等、残虐な行為を行い、串刺し公と言われた。
というのが、ドラキュラのモデルとなった所以らしい。
こうして見ると、やっぱり少し怖い雰囲気はあるかも?
西洋のお城初心者としては楽しめた。